村原の家(サテライトデイホーム)


野の花会では、平成17年5月からサテライトデイホーム「村原の家」を始めています。サテライトデイホームとは、施設にご入居の方がなじみの地域で家庭的な雰囲気の家に出かけていき、そこで実際に生活することで、施設では発揮できない能力を引き出し、その人らしい生活をしていただこうとする新しい取り組みです。
 一日に4,5人のお年寄りと職員がその家に出かけていき、料理やお菓子を作ったり、庭先でひなたぼっこをしたり、花を眺めたり野菜づくりをしたりとその人が望む生活を支援しています。お年寄りから「ゆっくりできた」「楽しかった」などの言葉がきかれ、笑顔で話されることもあり、様々な効果が期待できるものだと感じています。試行錯誤しながら、お年寄りに寄り添ったケアをこのサテライトデイホームで実践していきます。また、理学療法士がかかわり、この普通の家での生活を自宅復帰への一つの訓練としても活用しています。

お盆をお家で迎えられない方とご一緒に・・・
サテライトデイホームを活用して
2006.8.15
アルテンハイムでは80名のご入居のうち、お盆をお家で迎えられる方、お盆はいろいろな事情でお家には帰れないけれども、ご家族の都合のよいときにお墓参りやお家で過ごされる方、お盆にお墓参りだけ外出される方など、生活相談員とご家族で、お年寄りの、「お盆にお家に帰りたい」という願いを叶えるために努力しています。しかし、親族が遠方のため、全くお家に帰れない方もあります。その方のために、サテライトデイホームを活用して、スタッフとともにお盆のひと時を過ごしました。村原の家も部屋の仏壇もお盆のようにしつらえ、自分のお家でお盆を迎える雰囲気に整えて、スタッフと一緒に冷やそうめんや昔お盆に家でつくったなつかしいおかずをつくりお盆の食卓を囲んだ後、かき氷やすいかを召し上がり、線香花火をたのしみました。仏壇の前で長くお参りをされ、送り火で霊をなぐさめ、ご満足な様子でした。昨年からお家に帰れない方のために、スタッフがお盆をご一緒に過ごしたいという気持ちではじめました。お年寄りに大変喜んでいただいています。

生活相談員:黒瀬・前田
ケアワーカー:前田・松野下
ボランティア:山崎・白澤(元アルテンハイム職員)

村原の家での生活を全国老人保健施設大会にて発表し、奨励賞をいただきました。

村原の家 サテライトデイホーム
鹿児島県南さつま市加世田村原3-6-2
TEL 0993-52-8715(アルテンハイム加世田)
または0993-53-8888(ラポール吉井)
まで